◆【今そこにある危機】「空気を読む」は思考停止を生む「昨日3回落し物を拾いました」【栗山葉湖の心が軽くなる365の言葉vol.3】364/365

おはようございます
3分で1個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖です。


新型コロナウィルスの流行に想うこと。





これから「関係ある」話をします。

昨日3回
私は「落し物」を拾いました。

電車の中で。

明らかに
「落し物」
「忘れ物」
なんです。

(爆発物ではなさそうだったので
拾いましたが
外から見て「何か」がわからなかったら
直接触らずに駅員さんに知らせないと
まずいですね)

私の前に置かれたわけでもなく
視界に入るところで
数歩歩けば行かれるあたり。

ということは
他の人たちも見えているんですよ、
その「落し物」「忘れ物」を。

だけど誰も拾わない。

私、見て見ぬ振りできなくて
3回拾いました。

なぜ、誰も
ゴミではなく
(そういえばゴミも数回拾って
ゴミ箱に入れにいきました)

明らかな
誰かの
「落し物」
「忘れ物」
なのに

拾って届けないんだろう?

これは
そこにいる多くの人に
共通の心理
はたらいているからです。

・そこにそのまま置いておけば
駅員さんとか清掃担当の人とか
その職にあたる人が処理するだろう

・自分が拾って
「当事者」になるのが面倒臭い

・触ったことで
自分の予定時刻に
支障が出るのがいや

・「あ、あの人拾ってる」と
目立ちたくない

実際、私、駅のホームで
駅員さんに
「これ、落し物です」と
渡そうとしたら

「このホームの突き当たりに
遺失物受付があるので
そこまで届けていただけませんか?」
と駅員さんに「受け取り拒否され」
結構な距離を届け出に行かなければ
なりませんでした。

駅員さんって
それ受け取ってくれないの?
とびっくりしましたけど。

だけどね、
これ、コロナウィルスが
流行するのにも
関係して来ますよ。

・国がまだ大丈夫と
言ってるから
大丈夫だろう

・新型コロナウィルスかも
しれないけど
カミングアウトしたら
周りから白い目で
見られるんじゃないだろうか

・もし違っていたら
家族や友人に迷惑をかける

・目立ちたくない
騒ぎに巻き込まれたくない
当事者になりたくない

過去にエイズが
拡がった時も
同じチカラが働いたはずなんです。

それが「同調圧力」に屈する
「思考停止」状態。

ご存知ですか?

「空気を読む」ことが
逆に危機管理を妨げ
危機回避を妨げること。

2011年の
東日本大震災でも

そんな大津波が来るわけがない

もっと大きなところ
(自治体とか)からの
指示が出てから動こう

みんながここに避難しているから

そんな「空気を読む」
「同調圧力」のせいで
助からなかった人がいる。

(もちろん災害の規模が
桁違いに大きかったので
できる限りの
努力をしても救命が難しい
状況で亡くなった方が
大多数ですが)

日本人より

「自分の利にさとく」
「自分の損は徹底的に避け」

「極力自分が責任をかぶらず」
「訴えられるようなことはしない」

「万が一訴えられるようなことになったら
極力最後まで自分が少しでも
悪くないようにふるまう」

外国人でさえ

新型コロナウィルスの
封じ込めのために
不自由を耐えています。

ひとりひとりが
「自分の頭で
考え、行動しなければ
なりません」が

考えの底、根底に
「お上」や
「誰か自分の責任でないところ」や
「みんな」に
合わせよう

それがあると
かえって
危機は高まる、ということ。

まず
客観的な情報収集以外の
「人の意見」で
思考停止しないこと。

自分と自分の大切な人を
どうしたら守れるか
考えること。

その上で行動してください。

私は
誰も拾わない
落し物
忘れ物を
拾う人ですが

みなさんに拾えと言ってるのではなく
同調圧力による
思考停止に陥ってないか
その心のブロックを
解除したいと考えています。

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