【お金のブロック解除】ブロックが取れた瞬間、私はどう感じたか【栗山葉湖のRelease&Change】
前回の続きです。
半年後
私はいつものように近所のスーパーマーケットに行きました。
そこで「お金のブロックが取れた!?」という出来事に遭遇します。
それまで毎日仕事帰りに夕食の食材を購入しに行っていた
我が家にもっとも近いスーパー。
私にとってそのスーパーにある
「値引き品コーナー」だけが
「私のスーパー」でした。
つまり「定価では絶対買わない」。
私の「お金を減らしたくない」思い込みは
ここまで強かったのです。
家族への「何食べたい?」という問いは一切なく
「値引き品コーナーにあったもので献立を構成する」。
今、考えてみれば
「値引きされているもの」の値引き後の価格は
「値引きされていない別の商品」と比較したとき
その価値において必ずしも「お得」だったか疑問です。
そもそも元の金額さえ「誰か」が決定しているのですから。
実はその商品は値引き品コーナーに置かれている段階で
「値引き前からその金額の価値」だったかもしれない。
当時の私の「食材を選ぶ考える軸」はこうでした。
「値引き品コーナーに置かれていて
〜%引きの割引率が高いものほど価値がある」
今更ながらオドロキ呆れます。
大切な家族、特に成長期の子どもたちの
カラダをつくる「食事」に関して
栄養素や産地、鮮度はすべて無視して
「手に入った食材」だけで献立を構成していたのですから。
しかし当時の私にはそのように自分を振り返ることはできませんでした。
なぜなら「お金をできる限り減らさない」がすべての軸だったから。
ことほど左様に「お金のブロック」は人の心を曇らせます。
それが今のブロック解除にあたるワークを毎日
続けて半年、私はそのスーパーの値引き品コーナーを
カートを押したまま「素通り」したのです。
始めは「スーパーが改装したのか」と想いました。
景色がちがって見えたのです。
(しかし昨日も来ているのでそんなはずはありません)
次に私は「あっ」と気づいて
カートを値引き品コーナーにバックさせました。
さすがにいつもの場所に行くことはカラダが覚えています。
ところが値引き品コーナーに置いてある商品を手に取っても
「欲しい」と想えないのです。
昨日までの私なら何も考えずに
「値引き品コーナーにある」というだけで
反射的に商品をカゴに入れていました。
「〜%引き」の赤いシールが貼ってある商品
今日はなぜ私はこれを「欲しく」ないのだろう?
その瞬間、自分に爆弾が落ちたか!?と想うほどの衝撃が走りました。
「これが、お金のブロックが取れた、ということかもしれない!」
次は「お金のブロックが取れた私」が
どんな風に変化したかお伝えしていきますね。
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