あなたが生きているのは「伝言ゲーム」の世界かもしれません【栗山葉湖のRelease&Change】

おはようございます、
栗山葉湖です。

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「伝言ゲーム」ってご存知でしょうか。

お題を出す人が何かの言葉や文章を言い
その言葉をひとりずつリレーして行って
最後の人が聞いた言葉や文章が
もとのお題とどのくらい合っているかを競うものですね。

自分が子ども時代に学校でやったことを覚えています。

大人になって学校の先生になってから
授業の中で取り入れたことがありました。
学校では生徒が列になって座っていて
３６人くらいのクラスということが多いので

６人ずつの６列になっていたりすると
６チームの競争ができました。

例えば「校長先生が隣りの家のおばさんに
回覧板を頼まれて裏のおじいさんに届けに行ったら
ちょうど田舎からお芋が届いていて
お裾分けをいただきました」
などというお題で始まっても

最後の子がまわってきた文は
「高校野球で試合に出た選手のお父さんとお母さんが
田舎から試合を見に来てがっかりしながら
帰って行きました」のように
まったく違う文になってしまう列が出て
「どこからそうなっちゃったの！？」
と驚いたり呆れたり大笑いしたり。

ここまでちがってしまうのは６列中１列くらいですが
前の子から送られてきた文を
こっそり耳打ちしながら後ろの友だちへ送るというだけでも
少しの言い回しがちがっていったり
聞き間違えたりしてだんだんとちがう文になっていってしまう。

なぜこんな話をしているかというと
例えば「マインドブロックバスターってこういうものなんですよ」とか
「栗山葉湖さんがこう言いました」ということも
だんだん人から人へ伝わって行くうちに
「ちがう」ことに変換していっているケースがあるんじゃないか

ということを想定しています。

マインドブロックバスターはいつでもどこでも誰でもできる
究極にシンプルなワザにしているのですが
ちょっとしたはずみで余計なニュアンスが加わって
それをさらに聞いた人が想像をめぐらして
「似て非なる」ものに変換してしまう

これはマインドブロックバスターに限らず
親が子どもに言ったことを
子どもが自分の印象や知識・経験を付け加えて
想い込んでしまったり

誰かが言ったことをすべて鵜呑みにして
事実とは異なる「噂」が
「こうだったら面白い」
「そんなこと言ってほんとうはもっと悪いんじゃないの？」
という人の邪推が噂に尾ひれをつけて
事実より「悪意」をもって広まってしまう

そんなことがよくあるように見受けます。

物事が「そのまま」見られたり
伝わるのって意外と難しい。

各自の心の中で付け加わる部分が
事実をありのままにフラットに見て
冷静にことに対処するのを妨げる
思い込みで他人に「評価」をつけて
先入観で見てしまう

あなたの普段の人の見方
物事の捉え方に
「懐疑的」「悲観的」なところはありませんか？

心のブロック解除で起きるのは
その「思い込み」からあなたを解放することです。

心のブロックを解除すると
「心配」や「不安」をベースに物事に向き合わず
「あるがままにある」ところから
スタートできます。

そのことが「心配」や「不安」を持ち込まず
案外スムーズにことを運ぶことができるという現実を創り出し
あなたの「思い込み」に変容を起こします。

心のブロック解除を
ありもしない奇跡を起こすワザと勘違いせず
「事実はあるがままにある」ことをフラットに見て
そのまま向き合えるからこそ
現実の中で「奇跡」と想える結果を呼び寄せる

ぜひ淡々とやってみてください。

栗山葉湖の最新発信と
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