【人間関係のブロック解除その1】「攻撃されていると感じる」場合【栗山葉湖のRelease&Change】

おはようございます、
栗山葉湖です。

今、日本で大人気の
「アドラー心理学」。

なぜ現代日本で
アドラー心理学が大人気を
博しているのでしょうか?

このアドラー心理学は
19世紀後半のオーストリア・ウイーンで
フロイト、ユングと並ぶ心理学者
アルフレッド・アドラー

によって提唱されました。

私たち、特に日本人は
人間関係を
どちらか一方が立場が強く
そうでない側は弱いと感じています。

弱いと感じる方が
心理的に圧迫を受けるということを前提に
その強弱によって
自分の気持ちや次の行動を決める

一日中それを繰り返していくことで
自分の中の常識を作り上げ
人に対する評価も
自分に対する評価も

決めつけてしまう傾向にあるのです。

しかも日本人はどちらかというと
相手より自分を下に置くことで
「いい人と想われたい」
「認められ、褒められ、
愛されたい」

という欲求が強く

自分を前に出さず、常に反省することで
「まだまだ自分はもっと先によくなれる」
「もっとがんばればより一層しあわせに
なれるのではないか?」
「今」立場を決めることを
先送りする傾向があります。

その結果、現状が常に満たされず
不満やストレスが蓄積しています。

そこに「今、ここにある」ことをすべてとし
自分と相手を対等に見て
必要以上に思い込みや決めつけに
振り回されないようにしようという教えの
アドラー心理学を当てはめることによって

「思い込みや決めつけで
問題解決を先送りせず

今、フラットになることで
自分を認め

心を建て直そう!」

と多くの方に共感されたのだと考えられます。

勉強すればするほど
「アドラー心理学」の根底に流れる考え方と
マインドブロックバスターには
共通点があるので
私も大いに共感しています。

それでは
マインドブロックバスターで紐解いている
「人間関係のブロック」
について

「人が人間関係でストレスを感じ
心にブロックをかけてしまう原因」である
4カテゴリーについて
解説していきますね。

マインドブロックバスターでは
「人間関係のブロック」を
次のようにまとめています。

1、攻撃されていると感じる
2、ある人のやることなすこと
気にさわる

3、依存される


4、自分を抑えて何でも
引き受けてしまう

NOが言えない

今日はこのうちの
1、攻撃されていると感じる
紐解いてみましょう。

攻撃されている、のうち
ほんとうの暴力、虐待は論外です。

肉体的に暴力を振るわれたり
高圧的、威圧的に暴言を浴びせられるなど
耐え難い恐怖に襲われている方は
「自分に心のブロックがあるからだ」などと
悠長なことを言ってないで
急いで相談機関に相談してください。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/3.html
(政府公報オンラインより)

しかし職場や学校、ママ友さんなど
身近な人間関係の中で
「相手の方が自分より上の立場である」
「相手の方が自己主張が強い」と
受け取るために

「自分の方がプレッシャーをかけられている
攻撃を受けている」と感じる人間関係を
築いてしまっている場合

実は必ずしも「攻撃されている」とは
言い切れないケースがあり
プレッシャーを感じているのは自分だけ、
だったりするのです。

こんなとき
マインドブロックバスターでは
相手にブロック解除をしようと
考えるのではなく

「自分が相手の人を
ふと心に思い浮かべてしまった」
または「これから出勤する」

その人に会わなければならず
気が重いなあというときに

自分が抱いてしまう
「感情」に対して

ブロック解除をします。

具体的には
そんな「感情」がわいてしまったら

マインドブロックバスターで
行っている

「簡易に潜在意識に
つながる方法」
=「やる気のない心持ち」

を作り出し
(これは瞑想がうまくいっているのと
同じ状態に
脳と心を瞬時に持っていく方法です)

その心持ちのまま
「ブロックのイメージ」を見ます。

反射的にそのイメージを受け取り
(反射的にするのは
「顕在意識」を入れないためで、
どんなイメージであっても否定せず
そのまま受け容れるようにします)

次に「解除のイメージ」を見ます。
(解除のイメージも見方、受け取り方は
「顕在意識」を入れないために
ブロックのイメージを見たときと
同じやり方で反射的に行います)

そして自分の中で
「ブロックのイメージ」を消して
「解除のイメージ」で
満たされるようにするのです。

こんな簡単なやり方なので
「3分で1個心のブロック解除」が
できるのですよ!

マインドブロックバスターでは
この「簡易に潜在意識に
つながる方法」で


自分の心に浮かぶイメージを
書き換えることだけを行う
ことによって

実際に自分にプレッシャーを
かけられたときに
その心理的ダメージに
支配されないようにし
心折れる状態から
脱し続ける
のです。

やり方を簡単にすることで
想い浮かべないようにしようとしても
浮かんでしまう「負の感情」を
その都度その都度取り払うことで
徐々に心を強くしていき

負の連鎖から脱出することを
提唱しています。

この方法で
「私はある人から攻撃を受けている」
という
心のブロックを解除した場合

次のような効果が期待できます。

・自分はその人からの指導・忠告を
「攻撃」と感じていたけど
単に相手は客観的事実を
言葉を飾ることなく
述べていただけと気づく

・相手がそもそも
「問題に対する不安」が強くて
自分の不安や心配を
「誰か一緒に感じて!
私、失敗したらどうしよう!
人から責められるのでは
ないか?」
とおびえている
のでは?と気づく

・相手はよく問題に気づく
能力の高い人なんだ
問題を解決しようと
努力し呼びかけることのできる
尊敬に価する人なんだと気づく

・相手への「怖れ」のために
自分が問題そのものの解決を
目をそらしていて遅らせており
自分自身も不利益
こうむっていることに気づく

つまりブロック解除によって
「上司である」とか、
「自分にはできない自己主張が強い人」
という勝手に作り出していた
「私を攻撃するモンスター」
の姿
を取り払うことで

アドラー先生のいう
「縦の人間関係でない
対等である横の関係」
に見方を転換し

心理的圧迫なしに
ともに問題を解決する仲間
となるのです。

もし今朝のこのメルマガが
あなたの今日の人間関係への
見方、考え方、対処のしかたに
お役に立てたら幸いです。

明日は「人間関係のブロック」
2、ある人のやることなすこと気にさわる
について解説しますね!

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