1mmでも何かを残すために「◯◯とは?」を考える【栗山葉湖の心が軽くなる365の言葉】18/365

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栗山葉湖(くりやまようこ)です。

真面目で折り目正しい立派な人

それを目指す
なれないから
ダメな自分だから
そういう理想を掲げて
それを目指す

ほんのひと握り
そんな人がいる

それ以外の人は
「自分は
(そんな立派な人に比べて)
ダメだ、ダメだ」

「私なんて」
「自信がない」

と想っている。

「人間なんて
弱くてちっぽけで
すぐに安易な方向にふらふら流れて
何ひとつ成し遂げられなくて
気がついたら死んでいる
そんなもんじゃないですか?」

ということを言っているのが
「落語」だよ。

立川談志さんは
立派になりたくともなれない
わかっちゃいるけどそうできない

「人間のダメなところ」を
描いているのが落語だ、と
おっしゃっています。

談志さんの落語の中に
古典なのですが
「やかん」というのがあります。

「なんでも知ってる」という
ご隠居に八五郎が
「◯◯とはなんですか?」と
どんどん聞いて行って困らせる

その「◯◯は?」の答え
「◯◯とは・・・である」を
立川談志さんは
普通に聞いていると
ドキッとするようなネタで
作り変えています。

「学問とはなんですか?」
「学問?あれは
貧乏人の暇つぶしだ」

「では、努力って?」
「バカにあたえた夢」。

元ネタは
「マグロはなんでマグロって
言うんですかね?」
「あれは真っ黒だからマグロだ」

「カレイ(魚の種類)は?」
「あれはヒラメの家来で
『家令』をしている」
なんて話なんですが・・・

私たちが「努力して」
1mmでも

何かこの世に生きた
証を残したい

親から子への言葉、という心に残り
そのまた子へも伝えられるもの

家族との想い出、という
楽しかったり心あたたまったり
ときには心にトゲのようにささり
生き方にも影響を与える記憶

人生の師からの
薫陶(くんとう)という
心の奥深くに据えられた
自分を成長させたいと願う目標

友という日常を明るく
照らしてくれる光
差し伸べられた手を
つかむことができるから
今日を生きていける

自分が同じ
「たいしたことない」人間だと感じても
自分をダメだ、ダメだと責めるのではなく
ひとつだけでも何かの誰かの役に立って
今日を終わろう

そのために
「◯◯とは?」
に「自分の言葉で
自分の定義」を

考えてみては
いかがでしょうか?

心に言葉の畑をたがやすこと

それが真面目でも立派でもなく
気づくと「やっちまった」と
赤面するばかりの
私たちが勇気を持てる
第一歩だと想うのです。

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