【朝から辛口の心のブロックトーク】なぜ日本の「お上」は責任を押し付けあってしまうのか?【栗山葉湖の心が軽くなる365の言葉vol.2】100/365
おはようございます
3分で1個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖(くりやまようこ)です。
昨今
世間を騒がせ続けているのが
「責任を押し付け合う」
心のブロック問題です。
今朝は
「なぜ日本にはそういう温床があるのか?」を
元公務員の私からひもといてみます。
私は大学卒業直後から
20年間
公立学校の先生でした。
みなさんは
「学校の先生」
というのを独立した
ひとつの職業として
捉えている方が多いのですが
公立の学校に勤めている先生と
私立の学校に勤めている先生では
とても状況は違います。
私は公立の教員だったので
「公務員」でした。
この「責任押し付け心のブロック」で
公務員においては
何を意味しているか?というと
公務員で「責任がとれる」のは
「所属長」だけなんですね。
学校という職場だと
「責任の所在」を
一番小さい単位で求めても
学校長になってしまいます。
ひとりの先生が悪い、としても
ひとりの先生が責任をとっては
いけないという法律になっているのです。
(地方公務員法に基づく)
そしてほんとうに公務員の世界で
「責任がとれる」というと
自治体の「長」=都道府県知事
になってしまうのです。
そして公務員は法律で
よほどの罪をおかさないと
「懲罰」を受けることがありません。
(ですから個人に対して
懲戒免職という処分が下るのは
「よほどの罪」なんです)
これで
どういうことが現場で起きるか?
というと
学校に通って来るのは
「ひとりひとりの
かけがえのないお子さん」
なのですが
そして先生、というのも
ひとりの人間なのですが
人間対人間の関わりが
「公(おおやけ)」という制限を
前提にしているのですね。
つまり「メリット」としては
・最低ラインの品質は保証される
(可能性が高いだけですが・・・
現場によっては質が低くなる)
というのがありますが
「デメリット」として
・個性の尊重や発揮がしにくい
・責任の所在を曖昧にできる
という面があります。
では私立はどうか?
というとこれは一般企業と同じなので
3人の息子を全て別々の私立中高一貫校に
通わせた経験から見ると
「経営(=お客様である生徒を
どれだけ集客できているか?が
売り上げ)」が
うまくいくかいかないか?
で人材の確保
(いい先生を採れるか採れないか)
につながるので
経営状態によっては
実は「本質ではないの?」と
想われがちな
「教育の質」が下がる
ということもあるんですね。
伝統的な有名校の
内部事情が
決して良くないこともあるんです。
お子さんやご家庭の
偏差値や経済レベル
社会的評価が高い、
ということにあぐらをかいて
学校としてどうよ?
教員としてどうよ?
という対応をしてきたり
メディアで報道されないだけで
学校内で不祥事が隠されている
ケースもあります。
大手有名企業で起きている
過労死自殺の問題や
学校で起きている
子どもの自殺の問題で
解決が先送りされたり
問題の本質以外のところに
騒動が起きてしまう原因に
「個が公に一歩踏み込む」
ことがしにくい土壌
があります。
日本の多くの問題が
「個」の声を取り上げるのを
遅らせてきた
(拉致問題や強制不妊手術問題が
事例としてはわかりやすいです)
ことにあります。
「お上に逆らってはいけない」
「お上には勝てない」
という心のブロックです。
ふりかえってみれば
私は現職の教員時代にも
さらに上の
「お上(文科省)」から
現場に押し付けられて来る
「お金はないけど
先生の個々の努力で
そこんとこヨロシク
(これは例えば
急に始まったり止めたりした
学校週5日制とか
まだ続いている
総合的な学習の時間とか
観点別評価の付け方とか)」
のことに
風穴を開けようと奮闘したり
保護者としても
次男の小学校時代に
クラスが落ち着かなくなることが
あったのですが
保護者同士で連携して
学校や教育委員会に
はたらきかけたり
公立の学校という
「お上の出先機関」に対する
「個のチカラ」を考え続けてきたな
・・・と
あらためて想い出しました。
「個」は「公」の前に
無力を感じて
悔しい想いをしてきている
だけど
「個」が「公」を動かし
実際に変えてきている
のも事実です。
「個」のチカラが
世の中を動かす
それをただ戦略もなく
丸腰でぶつかって
痛い想いをして
無駄に終わらすのではなく
潜在意識のチカラも使って
労力少なく
楽しく
想定以上の結果に
動かそうじゃないか!
私の想いが潜在意識に届いた
それが
マインドブロックバスターなのだと
感じています。
3分で1個心のブロック解除が
どんな風に
「立ち向かわなくてはいけない
大きなチカラ」に役に立つか
まだまだお話していきますね。
ニッポンの心のブロックが
「ここから生まれて来ている!」のを
楽しくひもとける
それが「サブコンシャス★トライブ」。
まだの人は
>>>こちらを見てね
%%%_LINK_10425_%%%