【教員時代の体験談】職員間の人間関係に困って自分のブロック解除するしかなかったら【栗山葉湖のRelease&Change】

おはようございます、
栗山葉湖です。

昨日から特別支援学校教員時代に
自分が学年主任で
10歳以上年上の同僚の先生と
どう接したらいいか悩んだときの
話をしています。

 

とにかく「気になる・・・」と
意識し出すとその人の
一挙手一投足が
気になってくるものですね。
 

その先生が悪いことを
しているのではないのに

「私を避けている」
「私にわざと困るようなこと
(手伝わないなど)を
しているんじゃないか」

 

黙って疑心暗鬼になってしまうのです。

 

しかし相手はベテランで
私より業界も長い
その分(学校という狭い世界ですが)
人脈も豊富

 

手の出しようがありません。

 

ひたすらひたすら
自分をブロック解除
しつづけるしか
ありませんでした。

そして私のブロック解除の常として
「このブロック解除は自分のため。
こんなことをやったって◎◎先生が
変わるわけじゃない」と
微塵も期待を持っていませんでした。

そうこうしているうちに
1ヶ月半が過ぎました。

ある朝
私は信じられない光景を目にします。

その先生が朝、私のデスクを
拭いてくださっている!

初めは私のデスクを使って
または何か近くで作業して
汚しでもしたのか?
(今、想えば本当に私は
疑り深いです)

と勘ぐったほどです。

「おはようございます!
◎◎先生!すみません!
ご丁寧にありがとうございます」

私は驚きながらお礼を言いました。

なんと学年の先生方全員のデスクを
拭いてくださっていたのですが
今までそんなことをされていなかったので
「一体どうしたんだろう!?」と

 

狐につままれたようになってしまいました。

それから給食の前に
配膳台と子どもたちの机を拭くのも
(重度の障害のあるお子さんの学校なので
児童生徒ではなく教員がそれはやります)

率先してやってくださるようになったのです。

それまでは給食の前も
帰りの会の前も
担当のお子さんと教室に戻ってくるのが
ギリギリで

「◎◎先生と〜ちゃんはまだ!?」と
私がいくぶんか「またなの!?」という
語気を含んで確認していたのに。

あんなに苦手だった先生が
「いい人」になっちゃった・・・

もしかしたら
その先生も悩んでいたのかも
しれませんね。

10歳以上も年下の
とんがった女の学年主任に
どう接したらいいのか

 

今でこそ懐かしくいとおしく振り返る
教員時代ですが
その頃は「ブロック解除」することで
なんとか保ってきたほど
余裕がなかったなと想います。

 

机を拭く

 

定年まであと少し、というような先生が
まるで新人がやるような地味な作業で
歩み寄ってくださった。

 

それから私はその先生と
冗談も言い合えるほど打ち解けて
学年経営や個々のお子さんたちの
指導のこともどんどん相談しあえる
ようになっていきました。

その学年の終わりに
私は特別支援学校としては2校目で
実はその1年半後に
スピード退職することになる
最後の職場へ異動することになったのですが

 

一番気がかりだったのは
たったひとり1年前に着任した
初任の新人君のこと。

しかしそのベテラン先生が
何でも相談にのってくださるようになっていましたから
私は安心して異動することができました。

 

そして彼からも
「◎◎先生がいらっしゃって
ほんとうに助かった、ありがたかったという想いを何度もしたんです」という
嬉しい報告を後に聞くことができました。

 

物事を悪くしかとれないときや
どんどん泥沼にはまっていってしまうときがあります。

疑心暗鬼で
自分の中の迷宮から抜け出せなくなるんですね。

相手を追いつめてもいいことは何もありません。
しかし自分が冷静になるために
ブロック解除を使ったら

ほんとうは事態をこじらせないで済むこともあるのではないでしょうか。

マインドブロックバスターで自分で自分をブロック解除していたら
職場の人間関係が好転した事例はたくさんあります。
職場の人間関係で悩んでいる方に
ぜひ活用していただきたいですね。

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