乗り越えなければいけない困難が大きいほど人は協力し合おうとする【栗山葉湖の心が軽くなる365の言葉vol.2】112/365
おはようございます
3分で1個心のブロック解除
マインドブロックバスターの
栗山葉湖(くりやまようこ)です。
大阪北部地震に際し
被災された皆様へ
心よりお見舞い申し上げます。
電気、ガス、上下水道の
ライフラインの早期復旧がされ
通常の活動に戻れますよう
祈っております。
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人と人との
コミュニケーション能力が
低下していると
言われています。
それはつまり
人と人とがリアルに
協力し合わなくても
なんとか生きていけてしまう社会だ
ということを表しています。
なぜなら
乗り越えなければいけない困難が
大きければ大きいほど
ひとりでそれを超えるのが
難しくなる
必然的に同じ困難を
乗り越えなければいけない
周囲の人や
目的を同じくしている人と
助け合わなくては
いけなくなるからです。
そういう意味では
大地震のような
大きな災害をはじめとした
「困難」「つらいこと」を
何人もの人が共有しているときには
人と人との協力が生まれやすいし
コミュニケーションをとることが
必要になるので
想いやりを表しやすくなるからです。
それに対して
生活上にさして
困難を感じないときには
人は自己中心的に生きていても
通ってしまうので
コミュニケーション能力が
下がってしまいがちです。
過去に私は
中学校の教師をしていましたが
学校が「荒れてる」ときには
教職員の結束が高まりました。
相手が中学生という
10代の生徒といえども
荒れ狂ってしまうと
大人でも太刀打ちできません。
現場を知らない人には
「学校でそんなことまで・・・」と
仰天するような
外では明らかな
「犯罪」ということが起こりますし
まだまだ幼い多くの生徒たちの
心と体を守るために
子供達より圧倒的に少人数の先生で
立ち向かわなくてはならないからです。
しかし学校が落ち着いていると
どうも職員室の中は
いい雰囲気になりませんでした。
「学校の先生」も人間なのと
公務員という勤務形態には
ゆがみ、ひずみの出る側面があるのか
社会では考えにくい
教員同士の大人気ない
けんかなどもありました。
ほんとうは
世の中も平和で
困難も大きくない状態で
よりしあわせな
コミュニケーションができる方が
望ましいあり方だと想いますが
✅しあわせだと
風穴を開けたくなる
✅困難に直面し
闘っている時の方が
結束が高まる
心のブロックと解除を
本能的に求めるのが
人間なのでしょうか。
今、地震の不安という
大きな困難に直面しているのが
私たちです。
身近な人と
お互いに想いやりの心をもって
接することで
目の前の山を
ともに登っていきましょう。